こんにちはアンゴです
みなさんはOculusGo使っていますか?
OculusやPC用のVR機器には
VR映像やゲームなど沢山のコンテンツがありますが
自分自身でVR画像を作って
自分の作った世界を体験してみませんか?😊
VRで使う360度画像を作るには機材が必要でちょっと大変です
しかし、今回は360度カメラも、3Dソフトも使わずに
PhotoshopのみでVR画像を作ってみましょう
PhotoshopでVR画像加工
それではPhotoshopを使ってVR画像を作っていきます!
といっても、何もない状態からVR画像を作るのはPhotoshopだけでは難しいですので
今回は、すでにあるVRの画像を加工して新たな画像を作りたいと思います
大まかな流れとしては、Photoshopで元になる360度画像を取り込んで加工できる状態にし
画像、文字など加えます
その画像をVR画像として吐き出してOculusGoで体験します
VR画像の加工手順
360度画像の編集に入るまで
元となる360度画像が必要となりますので写真とレンダリングを用意しました、ご自由にお使いください(アンゴが撮ってきた代々木公園とササッと作ったレンダリングです)
上の画像をクリックすると大きな画像が表示されますので、それを右クリックから保存してください。横幅で6000ピクセル以上あり結構大きいです
ダウンロードできたらPhotoshopで開きましょう!
すると、

こんな感じで、歪んだ風景画像になっていますね
この歪んだ画像を元に、VRの機器側で360度のVRに変換して表示しているのです
ちょうど、丸い地球を平面の世界地図に落とし込むといびつな形になるような感じですね
この歪んだ画像に合わせて、新たに文字や画像を貼り込むのはとっても難しそうですよね
ゆがみ方を計算して新たな画像も変形させるとかちょっと現実的ではないです
でも、Photoshopを使うととっても簡単に編集できるのですよ😉
やり方は、

メニューの「3D」から「球パノラマ」→「選択したレイヤーから新規パノラマレイヤーを作成」を実行します
少し計算時間が入るので待っていると

このように、歪みの無い状態で画像が表示されます
しかも、この状態で画面をドラッグすると360度好きな方向を表示することができるんです!
この360度表示された状態で文字や画像を入れる事で
画像の歪みは考えずにそのまま編集できるんです
360度画像の編集
パノラマレイヤーを作成して自由に画像を回転できるようになったら
いよいよ編集に入ります
編集方法は新規レイヤーで画像や文字を追加するという
いつものPhotoshopな感じです
とりあえず、いらすとやさんの女の子をお借りして
テキストもいれました

女の子のサイズ違いは3Dの遠近ではなく、単にレイヤー上で縮小しています
位置も見た目で合わせているので、厳密に空間には合っていないと思います
とりあえず細かいことは気にせずにどんどん配置しちゃいましょう😀
正確に合わせたい場合は、撮影時のカメラの高さをアイレベルとして基準にする必要があるのかな🤔
注意点としては、背景は360度画像で任意の方向を向けますが
レイヤーはその上に平面として置かれています
ですので、背景の方向を変えるとレイヤーは動かないために

このように位置がずれてしまいますので
パノラマレイヤーを動かす時は注意です
画像や文字がいい感じの位置に決まったら
すべてのレイヤーをパノラマレイヤーに統合します
パノラマレイヤーに統合すると、

このように回転に合わせて、追加した画像や文字も回転するようになります
VR画像を書き出し
完成した画像を、OculusGo用に書き出します
メニューの「3D」から「球パノラマ」→「パノラマを書き出し」を選択します
ファイル形式はjpgが無難です

それではいよいよ、OculusGoで作ったVRを体験しましょう!
OculusGoでVR体験
OculusGoにファイルをコピー
それでは作ったVR画像をOculusGOに入れて
実際に体験してみましょう!
まずはPCとOculusGoをUSBケーブルで繋ぎます
つないだ状態でOculusGoを立ち上げるとPCに接続されてます
この時にファイルのアクセス許可が求められますので
OculusGoを装着して、表示される「アクセスを許可」を選択してください
アクセスを許可するとPC側からファイルの移動ができるようになります

PCのファイルブラウザを使って
OculusGoの中のPictureフォルダ内に先程書き出したVR画像をコピーします
これで準備は完了です
PCとのケーブルを外して
OculusGoを装着しましょう🤗
OculusGoでの操作
OculusGoのナビゲーションから「ギャラリー」を選択して
「Picture」フォルダを選びます

すると、OculusGo内の画像ファイルが表示されますので
先ほど入れたVR画像を選択します

すると、このように!

先程作ったVR画像が360度周囲に表示されます
見る方向を変えると、ちゃんと追加した画像や文字も方向に合わせて移動します
普段、自分の作った画像や映像は目にしますが
自分の作った空間に入るという体験は、また違った興奮です😊
まとめ
Photoshopでのお手軽VR画像いかがでしたでしょうか
自分の作ったVRを体験するのも楽しいですよ
今回はいらすとやさんのイラストを使わせてもらいましたが
例えば写真などを切り抜いて、ある程度パース合わせれば自然なVR空間に合成できると思いますし
パースが合ってなければないで、コラージュのような面白い空間になると思います
好きなキャラクターや物に囲まれるVR空間を作ってみたり
自分自身が沢山いる空間を作ったりするのも面白いと思います🤔
最後まで読んでいただきありがとうございます!
それではVR空間で!
アンゴでした!
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