Sheep itとは
Sheep itは、Blender用のレンダーファームです
世界中の人達とレンダリングを助け合うステキなシステムです!
紹介はこちらの記事もどうぞ

Sheep itを実際に使ってみましょう!
アカウント登録方法
まずはSheep itのサイトにアクセスしましょう

右上にある「人形のアイコン」から『Create a new account』を選びます

名前、メールアドレス、パスワードを設定します
その後、登録したメールアドレスに確認のメールが届きます
クライアントダウンロード
引き続いて、Sheep itクライアントをダウンロードします

Sheep itサイトの上部のメニューよりGet Startedを選び
お使いのOSに合わせてクライアントをダウンロードしてください
レンダーファームに参加
ダウンロードしたファイルを解凍して
クライアントを立ち上げます!

矢印の部分に
Sheep itサイトで登録したアカウントの名前とパスワードを入力して
下部にあるStartを押すと
レンダーファームへの参加が始まります!
これでSheep itデビューです!
このSheep itクライアントは立ち上げておくと
レンダリング待ちのファイルを自動でダウンロードしてレンダリングを行います
レンダリングした分だけpointになりますので
なるべくクライアントは立ち上げておいたほうがいいと思います
この設定画面のCPU cores、Memory、Priorityで
PCの能力をどの程度レンダリングに振り分けるかが設定できます
目盛りが右にあるほどPCに対する負担が大きくなりますので
操作に影響がない程度に調整したほうがいいと思います
大きく振り分けたほうが
「レンダリングに貢献する」→「短時間でよりpointがもらえる」
となりますが、PCが重くなって作業に支障をきたすと
本末転倒になってしまいますし😅
自分のBlenderファイルをレンダリング
ここまでで、Sheep itのレンダーファームに参加して
他の人のレンダリングを手伝うところまで来ました
今度は逆に、みんなにレンダリングを手伝ってもらいましょう!

Sheep itサイトの上部にある『Projects』を選び
『+Add your project』を選びます
すると

、、、エラーが出てしまいました😣
実はSheep itでは、アカウントを作った後に
写真を登録しないとレンダリングを依頼することができないのです
最初、気づかずにちょっとあせってしまいました💦
ということで、アカウントの設定から写真を登録して
改めて 『+Add your project』 を選ぶと

こちらのファイル選択画面になりますので
ファイルを選んでアップロードして「Send this file」します

ファイルがアップロードされると
設定画面に移ります
このとき、赤丸で囲んだチェックボックスをオンにすると
nvidiaのGPUによるレンダリングが許可されます
(GPUレンダリングを使って、レンダリングを手伝ってくれる事を許可されます)
GPUでレンダリングして問題ないBlenderファイルでしたら
チェックボックスをオンにしておくと
レンダリングが早くなる可能性があります!
あとは赤いボタンを押してレンダリングスタートです!

レンダリングの進行具合は
自分のアカウントの中の「Latest projects」にあるblenderファイル名をクリックすると

このようにレンダリングの進行が確認できます
下に並んでいる■は各フレームを表しており
白 レンダリング待ち
黄 レンダリング中
青 レンダリング完了
となります
上のキャプチャはすべてレンダリングが終わった状態ですね
また、レンダリング終了後は
この画面より画像ファイルのダウンロードを行うことができます
5つ並んだボタンの「緑の2つ」がそれぞれ
「連番ファイルのダウンロード」「動画ファイルのダウンロード」
となっています
ダウンロードはけっこう時間がかかる印象ですので
気長にまちましょう!
以上で、Sheep itの基本的な使い方となりますが
最後に重要な注意点があります
Sheep itのクライアントには、直前にレンダリングした画像が表示されてしまいます
つまり、他の人にレンダリングを手伝ってもらった場合に
レンダリング結果を見られてしまう可能性があります
表示されると言ってもサムネイルサイズですし
レンダリング画像をダウンロードされたりはしないのですが
業務で作ったものなど、人に見られて困るファイルは
そのままレンダリングに出すのは控えたほうがいいかもしれません
レイヤー分けして見られても問題ない箇所だけSheep itを使うなど
使い方に工夫がいるかも知れません
最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また!
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